あら!いいね。

全ての価値は人が生み出す。

喜寿の理想の住まいは墨絵を書く環境整備から生まれる

ゆっくりと時間をかけて、墨をする。

墨絵の構想が沸くまで、墨をすり続ける。

墨のにおいと、香のかおりがハーモニーするころエネルギーとなった墨絵の構想が手に宿る。一気に書く。この集中力が墨絵の魅力。

座卓と墨とすずり。使い慣れた筆。

そこにあるのは、静寂の別世界。

今年の正月は、火鉢に墨を入れ、やかんでお湯を沸かしながら、墨絵を描く。

これ以上の贅沢な時間はない。

喜寿の喜が叢書で書くと、七十七に似ていることから77歳を喜寿としたとのこと。

77歳の自画像を画いてみよう。