2019-11-13 喜寿の理想の住まいは墨絵を書く環境整備から生まれる 住むということ ゆっくりと時間をかけて、墨をする。 墨絵の構想が沸くまで、墨をすり続ける。 墨のにおいと、香のかおりがハーモニーするころエネルギーとなった墨絵の構想が手に宿る。一気に書く。この集中力が墨絵の魅力。 座卓と墨とすずり。使い慣れた筆。 そこにあるのは、静寂の別世界。 今年の正月は、火鉢に墨を入れ、やかんでお湯を沸かしながら、墨絵を描く。 これ以上の贅沢な時間はない。 喜寿の喜が叢書で書くと、七十七に似ていることから77歳を喜寿としたとのこと。 77歳の自画像を画いてみよう。