紅葉の高尾は美しい。
今年四回目の登山。
今までの高尾登山は、祈願の登山であったが、今回は願うものがない喜びの登山。初めてこころからありがとうございますのお参りができた。
紅葉の六号路は、川沿いの山道で、台風の爪痕が残っている。先日登った稲荷山コースよりは登りやすく感じた。説明では100分コースであるが180分かけて山頂についた。
「こんにちは」の挨拶は、気持ちが晴れやかになる。外国人の方も「こんにちは」の挨拶を交わす。ガイドブックにでも書いてあるのだろうか?
高尾は水が豊富だ。
高尾の水はどこに流れ込んでいるのか?
山頂のトイレは水洗トイレであるが、高尾の自然の水を使っているのか、それとも水道局の水だろうか。水洗トイレの水の処理はどうしているのだろうか。台風被害の補修工事が行われているが、費用はだれが負担しているのだろうか。
自然は、限りない富を我々に与えてくれている。が、自然が富に還元されるには多くの費用が使われていることを知る。
六根清浄を唱え、商売繁盛を祈願し、心身強壮の感謝をささげ、お願いと厄を払い、それらをすべて浄化する高尾の自然は、都民の、日本の、世界の宝物である。