岸田内閣が「資産運用立国」構想をぶち上げた。
家計金融資産2000兆円。
この半分1000兆円の現預金を投資に呼び込む構想である。
人を騙すときは、常に心地よい言葉が用意されている。
「成長と配分の好循環」である。
世界の投資会社ランキングと運用資産残高である。
①ブラックロック 847兆円
②バンガード 701兆円
③ステートストリート 614兆円
④グローバルアドバイザー355兆円
⑤フィデッリチィ投信 346兆円
⑥アリアンツ 436兆円
日本の資産運用会社
①野村アセットマネジメント 95.650億
②アセットマネジメントONE 86.898億
③三菱UFG国際投信 82.215億
④大和アセットマネジメント 78.371億
⑤日興アセットマネジメント 74.489億
確かに家計金融資産1000兆円は魅力的な宝の山でり、
日本の虎の子である。
ブラックロックCEOラリーフィングは、
ステークホルダー資本主義を打ち出し、岸田首相は新しい資本主義を
綱領に挙げている。
株主資本主義(経営と株主の利益)から公益資本主義(経営、株主、授業員、
地域社会、地球環境、顧客、仕入れ先)への変化の必要を説く。
日本の国家予算は485兆円。ブラックロックの運用資産は847兆円。
約2倍。
株主資本主義の公益資本主義の資本という富が1か所に集まる。
富は力である。
富が力であることを知っているブラックロックは
「死者の魂が天国に向かう場所」と命名したのであろう。
1000兆円の富を我々に預けなさい。
あなたの魂が天にむかえる場所をブラックロックが用意して
差し上げます。
全てを差し出しなさい。天にむかえる場所という配分をあなたに
差し上げましょう。
ブラックロックの運用資産は
日本の国家予算の倍。猫に狙われたネズミ?