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MDRTの栄誉に向けて 富とは何か3

岸田首相 施政方針演説に思うこと

成長と分配の好循環を新しい資本主義と定義している。
この施政方針演説に躍動感はない。

躍動感がないことが、閉塞感を生み出している。
躍動感がある施政演説も怖いものであるが、躍動感を感じられないのも、、、、。

現時点で富をお金の流通と考えるならば、日本の現状は惨憺たる状態である。
なぜならば、国民の所得は減少し、国家財政は破綻に向かって猛進している。

GAFAと言われるアメリカ企業が伸びたのは、ファンドというシステムを考え、大量の資金をこれら新興企業に投入した結果であることを忘れてはならない。

お金は血液であり、お金の流通を止めた時、企業は倒産する。
まず、手を付けなければならないことは、血液の正常な循環を作ることである。

国民が汗水を垂らし付加価値の増産に励み、余ったお金を投資に向け、企業を支援している。が、一向に血液の流れは良くならない。

この抜本的な問題に立ち向かう姿勢が感じられない。
成長と分配ではなく、破壊と創造を選ぶべきではないか!

日本の金融システムに触れていないのは、破壊と創造に着手する戦略を隠す意図からであることを期待したい。

我々国民の希望は、成長と分配が正しく行われない現行の金融制度を破壊し、我々の資産をもっと自由に投資し、よりよい社会実現のために、金融リテラシーの向上を図り、世界のリーダーとしての教養を身に付けることであるとの確信をもつことにある。