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全ての価値は人が生み出す。

MDRTの栄誉に向けて 富とは何か1

富の定義は難しい。
動産、不動産が富と定義されている。

動産とは金、宝石、貴金属など。不動産とは土地や家屋などである。
人が生活するためには、衣食住が必要である。これを満たすために動産、不動産を必要とする。これらを手に入れるためには紙幣=お金を必要とし、これを通貨と言い、富の総称になっている。

信用力があり市場規模のある通貨を国際的な主要通貨と言い、米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドルなどがこれにあたる。世界の通貨流通量のうち、全体の4割を米ドルが占めていて、国際的な通貨の中で中心的な役割を果たす通貨を基軸通貨ととしている。

お金=通貨があれば、生活を営むのに必要な動産・不動産を手に入れることが出来る。欲しいものをなんでも手に入れることが出来るお金=通貨を握った者が権力を握る構造が資本主義と言われる現代社会である。

ヘッジファンドのブリッジウオーター・アソシエイツを率いるレイ・ダリオ氏は、「金融資産は富ではない」富とは「購買力」であると定義している。
確かにその通りであろう。

「人はパンのみに生きるにあらず」との聖書の言葉があるが、人は「衣食住」のみで生きることはできない。遊びと衣食住を自分の望む世界につくる知恵が必要である。
遊びと知恵が人を人足らしめるための大きなウエイトを占めている。

価値はパン=衣食住にあるのではなく、遊びと知恵が価値を生み、育てている。
動産、不動産を手に入れるために人類は戦いを繰り返し、お金争奪戦は貧富の格差を生み出してしまった。このことから判断してみるとお金=通貨は富ではなく、単なる交換のツールでしかない。

本当の富とは、交換できない個人に属している才能であり、五感であり、目標である。自己に与えられた課題を自己が保有する富で完成させるプロセスが富である。

地上にある価値はすべて人間が生み出したものであり、人間が育てたものである。
我々は、富を価値を作るエナジーと位置づけ、この価値を生み出すエナジーこそが富であることを確認する。

 

MDRTとは百万ドル円卓会議のことで、保険募集人23万人の上位5%4417名がMRDTの栄誉を受け、輝かしい実績を積み上げている。