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全ての価値は人が生み出す。

人生で大切なこと その8

死に方を決めれば、誰でも理想的な死に方で死ねる。(呼吸の本 加藤敏郎)

 

確かにその通りである。
問題が二つある。

 

理想的な死に方がわからない。
そもそも死に方が決められない。

 

そもそも死に方は、病院で死ぬか、自宅で死ぬか、野垂れ死にするかの三択であろう。
病院で延命処置をされて生かされるのは御免こうむりたい。
自宅で死ぬといってもなかなか簡単に死ねるものではない。
一番簡単なのは、野垂れ死にだが、後始末が大変だろう。

理想的な死に方は、ピンピンころり。これもなかなか簡単ではなさそうだ。

ヒンドウー教には、四住期がある。最終目標は「解脱」である。

学生期
家住期
林住期
遊行期

人生の最後を遊行期として、自由な境地で解脱の道を歩む。
この生き方を理想としている。

 

四国巡礼の旅にでて、悟り=解脱の境地をむかえたら、食を細くし、意識が無くなったら救急車を呼んでもらえるように携帯に伝言が入れられないものだろうか?

もちろん、終末医療は不要と記した、エンディングノートを持参する。

遊行期を過ごした人たちは、どのように自分の遺体を処理したのだろう。