あら!いいね。

全ての価値は人が生み出す。

法華経の救い。

解脱。
拘束から解き放されること。

解脱。
西洋社会には解脱という概念は無いようである。
なぜだろう。

人には108の煩悩があり、この煩悩から解放されることを解脱と言います。
キリスト教社会では、ザクロは再生と不死に対する希望のシンボルとして、キリストの苦難と復活の象徴としての役割を果たしています。

人間にとって、輪廻転生は永遠(くおん)の課題と言えます。
この久遠の教えを説いたのが法華経です。

お釈迦様の時代に比べると、地球は小さくなりました。物理的な意味ではありません。欲しいものが簡単に手に入るようになったということです。

交換の単なる手段であったお金が、欲望を達成するには最適な方法であることを見つけた人類(特に西洋人)は、物を生産することで豊かで安全な生活を供給することを目的に作られた資本主義社会で会社という生産手段に価格をつけ、この価格を評価するために株価を考えだしました。

今は、物を生産するよりも株価の操作でお金を得る方法を考えました。実際流通に必要なお金の何倍ものお金が市場に出回っています。

私たちは、お金は交換手段の一つであって富ではないことに気が付かなければなりません。

お金が本来の目的に使われなくなったように、法華経も本来の輪廻転生という人類の課題に使われるのではなく、自己の栄華のために使われています。

お金が万能であるように、法華経もまた万能です。量子コンピューターの活躍する時代です。お金も法華経も、使い方を間違えると身を亡ぼします。