法華経に救いはあるか。
おいしいものが食べたいという欲望は人として大切な欲望です。
原始仏教の教えに「最大の病は飢えである」と。
世界には、十分な食事がとれない一方で、日本のように大量の食べ残しが廃棄されている。そして、増え続ける人口を賄うことができる食料が不足すると言われています。
違和感を覚えます。
食料がなければ、人は生きることはできません。
食べることは生命を維持するために無くてはならない。
ブッタは「全ての苦しみは欲望から生じる」と説かれ、この欲望との対峙の方法が仏教の教えです。
般若心経、法句経を学び、羅漢の生き方を理想としています。
欲望を満たすことで利益を得る資本主義社会のなかで、この生き方は簡単ではありません。
社会を変えるか?
自分が変わるか?
時代は我々に二者択一を迫ってきています。
が、私たちはそれほど強くありません。
時々、観音経をお唱えし観音様に助けを求めています。