この土地に30年住んでいた。
好日庵にたどり着くまで、何回引っ越ししただろう。
上京し、父親の同僚の子息の下宿部屋に転がり込んだのが東京生活の始まり。
夜行列車「瀬戸号」は、早朝6時に東京駅に着く。
朝もやの中、煙の臭いのする町。
下宿部屋の水道の水がどぶ臭かったことは、鮮明に味覚に焼き付いている。
幡ヶ谷、笹塚、上板橋、平井、千葉、調布、小島町、神田、国領、中野そして染地。
故郷を旅立って60年の歳月が流れた。
調布に30年。神田に23年。調布は第二の故郷と言える。
ふるさとの特徴は、熟睡ができること。
いつの場合も、環境になれるまで、2~3カ月かかた。
が、
ふるさとは、着いたその日から熟睡。
これがふるさとというものなのだろう。
しかも、昨日は、帰宅したのが20時であった。
眠りについたのは25時。
起きたのが6時。
東の空があかね色に染まり、しばらくすると太陽が顔をみせる。
妄想部屋で喜寿のブログを書いている。
背筋が延び、北側に面した部屋は、頭の活動が良い。
喜寿のブログ300記事を今年中に書き上げる。
次の挑戦課題は、1月のFP試験。保険をテーマにしたアドセンスブログの制作。
そして、さらなる課題は、瞑想教室、水墨画教室。牧会を息子と行うことができれば、私の人生が輝きを放つ。
いつ購入したか覚えていないが
火鉢と金魚鉢。
火鉢で暖をとりながら、瞑想や水墨画の世界に浸る。
素晴らしきかな。人生。