生活習慣という言葉が独り歩きしている。生活習慣とは睡眠、食事、運動を大切にすることと定義されている。生活習慣病はがん、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患である。
今や国家予算100兆円のうち、48兆円が医療費となり、しかも医療費は毎年増え続けている。が、平均寿命も延び続け、人生100年時代の到来が歌われている。
寿命は延びたが、寝たきり介護の時間も増えている。寿命は延びてうれしいがその陰には寝たきりあるいは介護状態が覆いかぶさっている。
今病院で行われる治療は対症療法である。病気になったらいらっしゃい、病気は治せませんが痛みはとってあげますよ。という治療です。
こうして病気が増え続けています。
病気ビジネスといわれるように、病気を作くり対症療法で命を先送りし、投薬治療で利益をだすことが主眼です。
この病気ビジネスは、お金が日本社会で循環しているのならばまだよいが、薬剤の大半は海外特にアメリカ製です。利益はアメリカに持ち替えられるというシステムが構築されている。
人生で大切なことである健康が、もはや私たちの手の中にはないということです。