あら!いいね。

全ての価値は人が生み出す。

人生で大切はこと その2

発句経204に人生にとって最高の利益は健康であると説かれている。
WHOでは心身ともに健やかな状態を健康と定義されている。

誰しも疑うことのない真理である。

我々は、健康を第一と考え、適切な運動と休養、バランスの取れた食生活をモットーに生活を営んでいる。

しかし、国家予算100兆円。そのうち医療費48兆円。平均寿命は100歳が見えている。何か違和感を感じる。医療費のために我々は働いているという錯覚に陥る。


もしかしたら、健康という定義が間違っているのではないかと考えてしまう。

貝原益軒は「養生」という言葉を使っている。健康という言葉は英語のHEALTHを訳したことばである。1977年に保健体育という言葉が生まれている。ちなみにHEALTHは「完全に回復する」という意味で、健康よりは養生の意味に近い。

健康と和訳したのは福沢諭吉翁と言われている。西洋医学を日本に持ち込むためにあえて誤訳(?)をしたのでは、、、、、。

健康が社会問題化している現在、HEALTHとはなにか?健康とはなにか?養生とは何か?保健体育とは何かを考え直さなければならない時を迎えている。

この状態が続けは国が崩壊する。否、崩壊しつつある。