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MDRTの栄誉に向けて 富とは何か5

日本商工会議所が創立100周年。
明治11年1878年)江戸時代に締結した欧米との「貿易不平等条約」を撤廃することを目的につくられた。東京は渋沢栄一、大阪は五代友厚が代表。

渋沢栄一は、「民の繁栄が、国家の繁栄」を実業で実現し、2024年一万円札になって再登場する。

渋沢栄一岩崎弥太郎。日本経済の推進者である。
経済力をつけた日本が、これから起こる戦いの種となっていった。

令和4年。世界経済は揺らぎ始め、50年前並みに円の実力が低下した。物価の高騰は庶民の生活を直撃する。

創立100周年を迎えた日本商工会議所は、次の一歩をどのように踏み出すのか?
新一万円札の渋沢栄一の意味することを、深堀することで過去の失敗の轍を踏まない知恵を身に付けるときである。

2021年12月期決算で、JPモルガン、バンクオフアメリカ、シティ、ゴールドマンは過去最高益をたたき出している。それに比べ三菱UFGはJPモルガンの1/5、三井住友、みずほは1/10という体たらくである。

国民の金融資産2000兆円は0.001の金利に縛られ、まさに死に金となり、この死に金が死神となり国民感情を不安に落とし込んでいる。

何か変だの感情は、国民に蔓延し始めている。
大正12年関東大震災が起きた。
あれから100年後、増税、インフレ、円安は今や避けることのできない。
我々国民にとっての第三次世界大戦である。

富を奪われた日本国民が立ち直るきっかけを日本商工会議所が作ってくれることを期待する。